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電気ケトルの赤錆びをレモン汁で掃除してみた

電気ケトルの赤錆びをレモン汁で掃除してみた

「電気ケトルの中を覗いてみたら赤い斑点や錆びのような汚れがついていた」と慌てた経験はありませんか?

私も半年程前に購入した電気ケトルの中をのぞいた時、小さな錆びを見つけてしまって驚きました。

小まめに水分はふき取るようにしていたのでショックでした。

こちらの記事では、レモン汁で電気ケトルの錆を落とす方法をお伝えしていきます。

実際に私の電気ケトルで錆を落とすことができましたので、小さな錆程度であればレモン汁で簡単に落とすことができると思います。

電気ケトルの赤錆びの原因は○○

電気ケトルはなぜ錆びてしまうのかご存じでしょうか。

汚れや水分が電気ケトルの表面に残っているとそこから錆びが発生しやすいと言われています。

私も使用するたびに水分をふき取るようにしていたのですが、電気ケトル内の溝などこまかな部分の水はふき取れていなかったようで錆びてしまったのだと思います。

また使っていくうちに細かい傷が増えると、そこが汚れや水分が付着しやすい箇所となってしまうため
長年使用している電気ケトルだと余計に錆びやすい状態であると言えるでしょう。

鉄錆びは水に溶けだすことがないので体に影響はないと言われており、多少の汚れであれば放置しても問題ないようです。

しかし無理にたわしややすりでこすると錆の粉が出て錆が広がってしまう可能性があるので
気になる場合はこれからご紹介する方法でクエン酸やレモン汁を使って優しく掃除するようにしましょう。

錆び以外の汚れも電気ケトルには付着する

赤い斑点の錆び以外にも電気ケトルには汚れが付着することがあります。

白い汚れ:水垢

水垢は水道水のミネラル分が空気中の二酸化炭素と反応してできると言われています。
放置しておいても特に害はないのですがにおいの原因になることもあるようです。

水垢もレモン汁やクエン酸で落とすことができます。

外側の油汚れや手垢(外側)
キッチンに置いておくことが多い電気ケトルですが、油跳ねで汚れてしまったり、
お湯を注いだ時に跳ね返ったコーヒーやスープの汚れが付着したり、
知らず知らずのうちに汚れてしまうことが多いようです。

また、持ち手は手垢がついて汚れていることがあります。

電気ケトルの赤錆びの落とし方

では実際に試してみた、レモン汁で電気ケトルの錆びを落とす方法をお伝えしていきます。

ネットで調べるとクエン酸の粉を使って掃除することが主流っぽかったのですが、
手元になかったため家の中にあるレモン汁・お酢のどちらかで掃除したかったので調べて実践してみました。

ちなみにお酢を選択しなかった理由としては電気ケトルがお酢臭くなるのではないか?
という疑問があったので、万が一匂ってもマシだと思えたレモン汁にしました。

レモン汁を使った電気ケトルの掃除方法

では実際に行った掃除方法をご紹介していきます。

①本体の外の油汚れや跳ねたコーヒーなどをふき取る
汚れていなければ不要ですが、外側の汚れもせっかくなのでふき取ります。

この汚れはレモン汁を使わず、塗れた布巾やキッチンペーパーでふき取るだけでOKです。

②本体の内側をスポンジや布で軽くこする
洗剤はつけずに塗れたスポンジややわらかい布で内側も軽くこすります。

水垢や汚れがあまり付着していない場合はこの工程はなくても大丈夫です。

③レモン汁と水を入れて沸騰させる
ようやくレモン汁を使って中の錆びなどの汚れを落としていきます。

レモン汁大さじ2杯と水を本体の満水ラインまで入れ、よくかき混ぜます。

電気ケトルの電源を入れ、レモン汁入りの水を沸騰させます。

④沸騰したらつけ置きする
沸騰後はそのまま2時間ほど放置してつけ置きしておきます。

その間にレモン汁に含まれるクエン酸が汚れを分解してくれます。

⑤つけ置き後は水を入れ替えて再沸騰させる
2時間経ったらお湯を捨て、再度満水ラインまで水を入れて沸騰させます。

⑥沸騰後、お湯を捨てて数回すすぐ
沸騰後中のお湯を捨てて数回水ですすぎます。

※お湯を捨てる際はやけどにご注意ください。
また、シンクにお湯を捨てる時は水を流しながら捨てるとシンクを痛めにくいのでおすすめです。

⑦電気ケトルの水分は毎回ふき取って十分乾燥させる
電気ケトルの使用後は毎回乾いた布でふきとって乾燥させます。

以上が掃除の手順となります。

汚れの状態を確認し、取れていなければ③~⑥の工程を繰り返します。

私の場合は1回では錆びが取れませんでした。

面倒くさかったので日を改めてもう一度レモン汁を入れて掃除したところ綺麗になりました!

クエン酸が効く理由

水垢や錆びなど電気ケトル内の汚れの成分は、ほとんどがアルカリ性だと言われています。

レモン汁やお酢などクエン酸が含まれる酸性のもので中和させることで汚れを溶かし取ることができるのです。

掃除用のクエン酸やお酢でも落とせる

レモン汁がないときは掃除用のクエン酸やお酢でも電気ケトルの掃除ができます。

その際もレモン汁の分量と同じように大さじ1~2杯程度を入れて同じ手順で大丈夫です。

掃除用のクエン酸を使わずレモン汁やお酢を使う注意点

あとから調べてわかったのですが、レモン汁やお酢を使った掃除は強いにおいが残ってしまう可能性がありおすすめしないとも言われていることが分かりました。

電気ケトルの変色に繋がる場合もあるとのことですので、利用する場合は最後にしっかりすすぐことが大切です。

ちなみにレモン汁でやった私の場合ですが、特に強いにおいも残らず、問題なく使えています。

電気ケトルは小まめに掃除しよう

今回は家にあったレモン汁を使って電気ケトルの錆びを落とす方法をご紹介しました。

使用するたびに布で水分をふき取るようにしていたのですが錆びてしまって、目立つ汚れが見えなくても定期的な掃除が必要なんだなと思い知らされました。

今回は家にあったもの=レモン汁で掃除をしましたが、
今後小まめに掃除するのであればレモン汁がもったいない気がしたので
掃除用のクエン酸を買っておいてもいいかなと個人的には思いました。

自分は小まめにお手入れをするぞという方はぜひクエン酸の購入も検討しつつ、
お掃除してみてください。