GW、「モネ 睡蓮のとき」の展示を見るために京都市京セラ美術館へ行ってきました。
モネの絵に包まれて、ゆったりとやさしい時間を過ごすことが出来ました。
駅で見かけた睡蓮の絵に惹かれて京都へ
私は特に絵に詳しい訳ではありませんが、気になる展示があれば前知識なしでふらっと見に行くことがあります。
自然や花の風景が好きで、駅で見かけたポスターの睡蓮の絵が気になり、思い切って京都まで足を運ぶことにしました。
知識がなくても、ふらっと寄る美術館は楽しい
美術館の落ち着いた雰囲気が私は好きです。
絵や作者の知識がないから難しそうと思うこともありますがふらっと入ってみると、案外自分なりに楽しめたりします。
今回のモネ展もまさにそんな展示でした。
会場には、モネの庭を描いた作品や、柳の木、そして代表作である睡蓮の池など、自然をテーマにした絵がたくさん。
やさしい色使いや光の表現が印象的で、絵の前に立つと、まるで自然の中にいるような気分になりました!
見るだけじゃない、美術展の楽しみ
モネの作品の世界観を光や写真を使って表したブースが用意されていたり、写真OKのエリアもあり、いろいろな角度から今回の展示を楽しむことができました。
家族連れやカップル、友達同士、一人で来ている方などいろんな方が見に来ていて、和やかに楽しめる、そんな空間でした。
音声ガイドを借りるともっと楽しめる
友達と一緒に訪れたのですが、今回は音声ガイドを借りて各々のペースで楽しみました。
音声ガイドを使うのも、より一層美術館を楽しめるのでおすすめです。
音声ガイドは入場後、有料でレンタルすることができ、各作品に振られた番号に合わせて音声ガイドを聴くと、展示会のパンフレットや解説パネルだけでは得られない解説を聞くことができるようになっています。
今回のアンバサダー・音声ガイドの声を担当されているは石田ゆり子さんです。
モネの絵と石田ゆり子さんの声がとてもマッチしていて終始癒されっぱなしでした。
(逃げ恥のドラマを見てから大好きで「ゆりゆり!」「ゆりちゃん!」と思いながら聞いていました)
また、音声ガイドのいい所は、周りの雑音を遮ってくれることです。
絵や解説に集中でき、だんだん周りが気にならなくなってきます。
説明を聴きながら楽しみたい・雰囲気を味わいたいという人にもおすすめです。
モネの静かな情熱を感じる
今回の展示の感想です。
知識ないながらも、その場で得たことから色々考えさせられました。
もちろん専門的なことはわかりませんが笑
同じモチーフで描き続けるモネ
今回は同じ構図の作品が多く展示されていました。
何度も同じ構図で絵を描き続けたモネ。
連作の手法というそうで、時間帯や天気、光の移ろいを追いかけて、同じモチーフを何枚も描いたといいます。
「どっちの方が好みだな」とか「こっちは夕方かな?こっちは朝方かな?」と考えながら見ることが楽しかったです。
何度も試行錯誤して描くモネは忍耐の人・探求心の人というふうに感じ、ただただ感心してしまいました。
モネとゆったりした時間を過ごしたい
モネの、素敵なお庭や自然を愛でる心にはとても共感です。
園芸愛好家だったというモネ。
モネと一緒に池を眺めながら、花や木の話をする、そんな想像をすると穏やかな時間を過ごせたろうなと、なんだかやさしい気持ちになりました。
おまけ 美術館後のカフェランチも素敵
展示の後に立ち寄ったカフェもとてもよくて、見終わった後の余韻の時間がさらに素敵なものになりました。
緑の多い店内で、待っている時間からですでに「もうこのお店好きになった!」と一緒に見に行った友達と興奮気味でした。
隣の席との間隔もちょうどよく、落ち着いて過ごせました。
どのメニューも素敵

卵料理がメインのお店で、私はスコッチエッグを選びました。見た目も味もとても美味しかったです。
プリンやシフォンケーキなどのスイーツも頼んで「どの絵が好きだった!」とか「こんな一面が知れて良かった!」など余韻に浸りました。
美術館に来る度に立ち寄りたいお店になりました。
Googleマップ:
インスタ:
まとめ またひとつ、好きな場所ができた
元々モネの作品については見たことがあったのですが、今回の展示会は睡蓮の池をメインにモネの作品として有名なものが揃っていて見ごたえたっぷりでした。
絵に詳しくなくても、音声ガイドを利用したり、世界観を表現したブースで写真を撮ってみたりいろいろな楽しみ方ができました。
モネ展は6/8(日)まで開催となっているので気になられている方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。